Coffee Break,

ひとやすみ

舞台「パークビューライフ」を観てきました。

4/15世田谷パブリックシアター

 

コロナ禍で外出を控え人と会う機会も減らしていた中での観劇だったから、出かけられることが嬉しくてヘアセットまでした。当日は久しぶりに会う美容師さんと、やっぱりコロナの話題になって「実はコロナの影響で仕事なくなるかもしれないんだよね」なんて暗い話を聞いてもらえて吐き出せたのも嬉しかった。中川翔子ちゃんが観たくて、去年の8月に行った「メイビー・ハッピーエンディング」も対策として席をひとつ空けてマスクもしたままだった。もうそろそろ1年経つのに。あの時はこんなに長い戦いになるなんて思ってなくて、すぐに薬ができて年末頃には回復してくるんだろうな、なんて根拠もなく考えてた。

まだ終わらないね。

 

 

 

 

以下ネタバレを含みます。

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舞台は一切予備知識無しで行ったのに「コロナの影響で失業した人の話」だったからびっくりした~!今朝話してたよ!私も失業しそうだよ!!


一緒に島で生まれ育った3人の「島での自分」「3人でいる時の自分」「働いてる時の自分」がそれぞれの人間性ごとに丁寧に描かれてて、凄くリアルだった。のぞみの優等生で長女気質なところ、かなえの自分には何もないと思っちゃうところ、たまえのどっちつかずなところ、私自身にも当てはまるところがあって「あるある、そうだよね」って会話に参加してるみたいな気持ちで観てた。

あと全然関係ないけど最近千鳥のネタを良く見てたから島って言うたびに北木島を思い浮かべてたら本当に岡山空港って言うから笑っちゃった。

 

3人の距離感がすごくちょうどいいなと思った。上京してからずっとべったり仲良くしてた感じはしなくて、それぞれが自分の世界で頑張って働いてきたんだね、きっと。姉妹のような友達のような島の仲間!みたいな素敵な存在。最初から最後まで、繰り返し出てくる「あんたそ~ゆうとこあるよね!」ってセリフになんだか凄く愛を感じて、しばらく心の中で唱たりして、あんな風に人を愛して許していける人間になりたいなって思ったんだよね。大袈裟な言い方だけど。

私は人間関係で悩むことが多くて、あの人のこんなところが意地悪で嫌だな、なんでそんな言い方するんだろうなって考えちゃってもやもやすることがよくあるんだけど「苦手な人とは距離を取る」っていう方法しかとったことがなくて。でも何気にそれが1番難しくて。究極は本当に会社辞めちゃったりした事もある。何でだろう?何でそんな事が出来ないんだろう?って思ってたんだけど結局「嫌い」はやっぱ「好き」なんだよね。無関心ではいられない人。

でも職場に嫌いな人がいるって相談したりグチったりした時に「あんたずっとその人の話してるけど本当は好きなんじゃない?」なんて言われたらちょっとカチンとくるじゃない?うっすら自覚はしてても、いやそうじゃないんだよ!って言い返したくなっちゃう。だから「あんたそ~ゆうとこあるよね」って言葉が凄く便利だったんだよね。あなたの嫌なところ分かってるけど気にしませんよって。

それで衝突したり我慢したり周りに相談したりを繰り返しながら「今はわりと平気」「今は大嫌い」みたいな波があるなって気付いて。あ~やっぱり気付いてはいたけど「その人の問題」じゃなくて「私の問題」なんだなって思ったのね。

結局自分がハッピーなメンタルの時って嫌味を言われても嫌味に気が付かなかったりするし、意地悪されても気にしなかったりする。

だから距離を取るっていうのは、一切関係を断つって事じゃなくて「今の私は余裕がないのであなたの嫌な部分見過ごせないからちょっと話しかけるのやめるね」みたいな事なのかなっていう。


悩まないようにいつもハッピーなメンタルをキープするっていうのが大切だと思うけど、それができない時はできない状態だと認めて「今の私に近寄るな」ってひっそり人里を避けて野生動物みたいに生きなきゃいけない。なんだかよく分からなくなってきたけど。ビーストモードって事だね。

 

parkviewlife.jp 

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失業した経緯も、わかるよ〜!みんな分かる。
派遣で仕事してたのぞみ、都会の人間関係に馴染めなくてしんどくても趣味のインテリアで揃えた家にいるのが幸せ。小さな家でも私のお城。のぞみの話すごい共感した。たくさん稼いでも高いインテリア家具を買ってればお金なくなっちゃうよね。それでもしんどい気持ちを好きな物で発散して生きていくってみんなやってる事だと思う。きちんと仕事があって、いつでも働ける社会だったら買い物しても問題ないのに。私も雇われてる身だから、会社に行けば仕事があるのが当たり前と思ってたけどそれが無くなってしまう事はこんなに怖いのかって思い知った。

3人組に途中から洋ちゃんが加わって、最後の最後で大喧嘩しちゃった「ゲイ」だって嘘は、内容の問題じゃなくて嘘をつかれていた事がショックだったんだと思うけど、許せた瞬間は「よく頑張った〜!」って思っちゃった。女3人、男1人っていう生活は現実的にはあまり無いスタイルかもしれないけど、こんな風に日本のどこかで「自分たちのスタイル」を見つけて生きている人がいるんだろうな。

 

 

 

私の職場はとりあえず大丈夫。

でもなにが起こるか分からないから、頑張って働こ〜!

 

 

 

※舞台のストーリー、設定などは当日見た限りなので、記憶違いなどがありましたらごめんなさい!